Bluetooth(ワイヤレス)スピーカー、とても便利ですよね。
室内でも室外でも非常に手軽にスピーカーを持ち運び利用することが出来ます。
近年のBluetoothスピーカーはとても進歩しており、格安製品でもコスパの良い高性能なBluetoothスピーカーも存在しています。
当記事では格安モデルから高機能モデルまでおすすめのBluetoothスピーカーを紹介していきます。
Bluetoothスピーカーとは
BluetoothスピーカーとはBluetoothという無線技術を利用し、コードレスに利用できるスピーカーのことです。
ワイヤレススピーカーとも言います。
Bluetoothスピーカーの登場により、何処でも手軽にスピーカーと機器を接続し、音楽を楽しむことができるようになりました。
Bluetoothスピーカーの選び方
性能で選ぶ
アンプ出力
アンプ出力はW(ワット)で表されるもので、音の大きさを表します。
ワット数が大きければ大きいほど大きな音量で音楽を流すことができるという訳ですね。
〇W+〇Wというように2つのワットで表示されているものはアンプが2つあるタイプのものということです。
5~15Wで10畳くらいの空間であれば満足して音楽を楽しめるようです。
野外で、しかも大人数でガンガン音楽を楽しみたいという方は20W以上のスピーカーを購入すると良いでしょう。
Bluetoothの規格
Bluetoothにはバージョンがあり、現在は4.0以降のものが主流となっています。
Bluetoothの規格に違いについて、詳細を書くと長くなってしまうため割愛しますが、Bluetoothのバージョンが異なることでデータや音楽の転送速度に差が出ます。
バージョンが最新であればあるほど、転送速度が速く遅延が起こりにくいということです。
Bluetoothスピーカーを買うときはなるべくBluetoothのバージョンが4.0以降のものを購入するようにしましょう。
コーデック
Bluetoothで音声を端末に転送する際、音声は圧縮されて転送されます。
この圧縮方式をコーデックと呼びコーデックは複数存在します。
Bluetoothスピーカーが良いコーデックに対応していれば、その分良い音質で音楽を楽しむことが出来るという訳です。
ここではざっくりと代表的なコーデックについて説明していきます。
Bluetoothスピーカーだけでなく、接続するスマホなどの端末もコーデックに対応している必要があります。
Bluetoothスピーカーがいくら良いコーデックに対応していたとしても、 接続端末がそのコーデックに対応していない場合、別の質の低いコーデックが選ばれてしまうため接続端末の対応コーデックも確認する必要があります。
〇代表的なコーデックとその説明
コーデック | 説明 | 主な対応機器 |
SBC | 一番標準的なコーデック。 対応している機器は多いが、音質は低め。 |
ほぼ全てのBluetooth接続に対応した端末 |
AAC | SBCに比べ高音域が消えることが無く、 高音質な音楽を楽しめる。 |
主にApple系の製品に対応している |
apt-X | AACよりも更に高音質な音楽を楽しむことが出来る。 | 主にandroid系の製品に対応している |
コーデックの記載がないBluetoothスピーカーについては、一番標準的なSBCであることがほとんどです。
コーデックがSBCだからといって音質がとても悪くなるわけではありません。
SBCのみ対応の高級Bluetoothスピーカーとapt-Xに対応している安いBluetoothスピーカーであれば高級スピーカーに軍配が上がります。
コーデックによる差というのはそれほどに小さな差ということです。
あくまで、考慮すべき項目の一つですのでそこまで深く考える必要は無いと思いますが、「より良い音質で音楽を楽しみたい」という方はコーデックについてもこだわってみると良いのではないでしょうか。
バッテリーの持続力
Bluetoothスピーカーを選ぶ上でバッテリーの持続力はとても大事な項目になります。
いくら高性能なスピーカーだったとしても、バッテリーがすぐに切れてしまっては意味がありません。
特に野外での利用を考えている方はなるべく容量の多いバッテリーを搭載したBluetoothスピーカーを利用するようにしましょう。
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機能で選ぶ
防水防塵機能
野外利用の場合、雨やホコリに気をつける必要があります。
外で雨が突然降ってしまい、スピーカーが故障してしまうなんてこともあります。
ワイヤレス接続を行うBluetoothスピーカーなら尚更故障には気をつけないければいけません。
備えあれば患いなし、防水防塵機能が備わっていれば雨が降っていても塵が多い場所でもガンガン使うことが出来ます。
いくら防水防塵機能が備わっているといっても、完全防水・防塵でないことがほとんどです。
長時間大雨や水中で利用すると破損してしまう可能性もあるので防水防塵機能を過信しすぎないようにしましょう。
マイク内蔵
マイク内蔵であれば、Bluetoothスピーカーを通して、ハンズフリーの通話を楽しむことが可能です。
マイク内臓のスピーカーを利用することで大勢の人と通話を楽しむことが出来ますね。
大勢の人とともにハンズフリーの通話を楽しみたい方はマイク内蔵型のBluetoothスピーカーがおすすめです。
その他独自便利機能
- 音質を向上させるシステム
- NFC(Felicaにより機器と触れるだけで即接続)
- 専用アプリ
- Siri、Google homeとの連携
等々、Bluetoothスピーカーをより便利に、快適に利用することのできる機能を備えた製品も存在します。
標準的な機能にとどまらず、独自機能にも目を向けてBluetoothスピーカーを選んでいきましょう。
Bluetooth(ワイヤレス)スピーカーおすすめ7選
Anker SoundCore 2
価格 | 4,999円 |
サイズ | 約168x47x56mm |
重さ | 約414g |
連続再生時間 | 約24時間 |
Bluetoothバージョン | 4.2 |
コーデック | 表記無し |
アンプ出力 | 12W(6W+6W) |
防水 | IPX5 |
マイク | 内蔵 |
その他機能 | BassUpテクノロジー、AUXポート搭載 |
コスパ最強のBluetoothスピーカーと言えます。
約5,000円という金額で
- 12Wの大音量
- 約1日もつタフなバッテリー
- 防水、マイクなどの様々な付加機能
- BassUpテクノロジーによる、幅広い音色と深みのある低音
を楽しむことが出来ます。
また、AUXポートを搭載しており、有線でも利用することが可能。
とがった性能はありませんが、高水準な機能を備えているBluetoothスピーカーです。
- コスパ最強のBluetoothスピーカー
- 約1日持つタフなバッテリー
- BassUpテクノロジーによる深みのある高音質
Anker SoundCore Sport
価格 | 2,999円 |
サイズ | 約85 x 85 x 45mm |
重さ | 約230g |
連続再生時間 | 約10時間 |
Bluetoothバージョン | 表記無し |
コーデック | 表記無し |
アンプ出力 | 3W |
防水 | IPX7 |
マイク | 内蔵 |
その他機能 | Hi-Fiサウンド、ストラップ付 |
防水性能が非常に高いため水辺でもガンガン利用できます。
ストラップはラバー製ですべりにくく、自転車のハンドルにかけて利用する、なんてことも可能です。
非常に小ぶりでスポーツ中でも全く邪魔になりません。
野外で手軽にスピーカーを活用したい人におすすめのスピーカーです。
- 野外、スポーツなどアウトドアにおすすめなスピーカー
- 小ぶりで手軽に持ち運びが可能
- 高い防水性能を持ち水辺でも心配要らずで利用可能
Anker SoundCore mini
価格 | 2,399円 |
サイズ | 約67x67x67mm |
重さ | 約215g |
連続再生時間 | 約15時間 |
Bluetoothバージョン | 4.0 |
コーデック | 表記無し |
アンプ出力 | 5W |
防水 | IPX7 |
マイク | 内蔵 |
その他機能 | パッシブサブウーファー、AUXポート搭載 |
コンパクト、かつ更にお求めやすい価格になったスピーカーです。
野外、というよりは屋内での利用に向いているでしょう。
防水性能も高く、キッチンやお風呂にスピーカーを持ち込んで楽しむことも出来ます。
屋内利用において、非常にコスパの高いスピーカーでしょう。
- 屋内利用向きのスピーカー
- 高い防水性能を持ち水回りでの利用も可能
- コンパクトサイズのため旅先でも大活躍
AOMAIS OUTDOOR Bluetooth スピーカー
価格 | 2,980円 |
サイズ | 約3.7 x 3.7 x 1.6 (inch) |
重さ | 約340g |
連続再生時間 | 約10時間 |
Bluetoothバージョン | 4.0 |
コーデック | 表記無し |
アンプ出力 | 8W |
防水 | IPX7 |
マイク | 内蔵 |
その他機能 | True Wireless Stereo、AUXポート搭載 |
こちらは野外向けのスピーカーです。
Anker SoundCore Sport に比べアンプ出力が強くより大勢で楽しむことが可能になっています。
また、True Wireless Stereo機能により最大2台のスピーカーを接続して利用することが可能になります。
安く、本格的に野外で音楽を楽しみたい方におすすめのスピーカーです。
- 野外利用向きのスピーカー
- True Wireless Stereo機能による本格的なサウンド
- アンプ出力が8Wと同価格帯の中でトップレベル
SONY SRS-XB20
価格 | 10,900円 |
サイズ | 約198mm×68mm×69 mm |
重さ | 約590g |
連続再生時間 | 約12時間 |
Bluetoothバージョン | 表記無し |
コーデック | 表記無し |
アンプ出力 | 25W(12.5W+12.5W) |
防水 | IPX5 |
マイク | 内蔵 |
その他機能 | NFC搭載、EXTRA BASS、ClearAudio+機能 |
まず、このスピーカーの特長として挙げられるのは「音質の良さ」です。
アンプ出力は25Wととにかく大きく、大人数でのパーティ等でも大活躍してくれます。
また、
- 低音を深く味わうことのできるEXTRA BASS機能
- 鮮明に音楽を楽しむことが出来るClearAudio+機能
上記2点の機能により更に音質を向上させることが出来ます。
NFCを搭載しているため、機器と触れるだけで簡単に接続が出来てしまいます。
(NFCを搭載している端末同士であれば利用可能です。)
高価格帯の中ではかなりコスパのよいおすすめのスピーカーです。
- 高価格帯の中でコスパの良いスピーカー
- 音質を向上させる様々な機能
- NFC搭載等簡単に利用できる
Bose SoundLink Revolve Bluetooth speaker
価格 | 27,000円 |
サイズ | 約152 x 82 x 82 mm |
重さ | 約660g |
連続再生時間 | 約12時間 |
Bluetoothバージョン | 表記無し |
コーデック | 表記無し |
アンプ出力 | 表記無し |
防水 | IPX4 |
マイク | 内蔵 |
その他機能 | BOSE CONNECTアプリ、Siri、Google home対応 |
まず、こちらのスピーカーの特徴は「360度スピーカー」であるということ。
360度どこからでも音を楽しむことが出来るので、中央にこのスピーカーを置くとダイナミックな音を味わうことが出来ます。
また、こちらのスピーカーはSiri、Google homeにも対応しており今話題の「スマートスピーカー」のように利用することも出来ます。
専用アプリもあり、スマホから遠隔操作することも可能。
値段相応の活躍をしてくれるスピーカーです。
- 360度スピーカー搭載
- スマートスピーカーとしても利用可能
- 専用アプリで遠隔操作可能
AOOE音質核心版ポータブルBluetooth4.2スピーカー
価格 | 1,980円 |
サイズ | 3.15 x2.5 x1.7inch |
重さ | 約420g |
連続再生時間 | 約12時間 |
Bluetoothバージョン | 4.2 |
コーデック | 表記無し |
アンプ出力 | 6W(3W+3W) |
防水 | 無し |
マイク | 内蔵 |
その他機能 | AUXポート搭載 |
この商品のおすすめポイントはとにかく安いということ。
なんと1000円台で購入することが出来るんです。
アンプ出力が6Wと音量が少し控えめだったり、防水機能がなかったりしますがそれ以外は他のBluetoothスピーカーと比べてもあまり遜色はありません。
- 限られたスペースでの利用する
- 水回りで利用しない
上記2点に当てはまる方にこのスピーカーはおすすめです。
- 1000円台で購入出来る、超格安Bluetoothスピーカー
Bluetooth(ワイヤレス)スピーカーおすすめ7選のまとめ
Bluetoothスピーカーは
- アンプ出力、Bluetoothのバージョン、バッテリー持ち等の性能
- 防水、マイク内蔵などの機能
- NFC搭載、アプリ付属などのその他独自の機能
これらを加味して選択することでより自分に合ったスピーカーを選ぶことが出来ます。
今回紹介したスピーカーはどれもそれぞれの価格帯の中で非常にコスパの良いものばかりです。
Bluetoothスピーカー購入の際に是非お役立てください。
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