※2018年9月23日更新
タブレット端末はもうiPad一強の時代ではありません。
様々な性能・機能のタブレット端末が登場しています。
その中でAmazonが販売している「Fireタブレット」はコスパ最強のタブレット端末だと言えます。
とりわけAmazonPrimeに加入している方であれば購入されることをおすすめします。
当記事では3種類ある「Fireタブレット」の徹底的に比較し、おすすめ機種や選び方を解説します。
Fireタブレットとは
「Fireタブレット」とはAmazonが販売するタブレット端末のことを言います。
電子書籍端末である「Kindle」シリーズとは異なり、カラーの液晶を持ち、様々なアプリをインストールしたり、動画や音楽などのメディアコンテンツを通常のタブレットと同様に楽しむことが出来ます。
端末価格も安く、「Fireタブレット」は初めてタブレットを使いたいという方にピッタリなタブレットです。
Amazon Fireタブレットのおすすめポイント
圧倒的な価格の安さ
「Fireタブレット」の一番のおすすめポイント・・・それは圧倒的な価格の安さです。
現在、「Fireタブレット」は3機種が販売されており、その価格は以下の通りです。
- Fire7(8GB)・・・¥5,980
- Fire HD 8(16GB)・・・¥8,980
- Fire HD 10(32GB)・・・¥15,980
エントリーモデルのFire7であればなんと¥5,980から購入することが可能です。
性能差はありますが、「iPad」の最低価格は約¥38,000。
これだけでも「Fireタブレット」の安さは一目瞭然だと思います。
また、安いだけではなくネットサーフィンや動画鑑賞、読書などをサクサク楽しむことが可能です。
FireタブレットはAmazonプライムとの相性が抜群
「Fireタブレット」はAmazonプライムと組み合わせることでより便利に利用することが可能です。
Amazonプライムに加入し、かつ「Fireタブレット」を所持している場合、Kindleオーナーライブラリーという特典を受けることが可能になります。
これはAmazonプライム会員でFireタブレットを活用している場合、1月に1冊対象の本を無料で購読することが出来るという特典です。
1月、1冊無料で本を読めるので、「Fireタブレット」を利用して読書をしたいと考えている方にとって非常にお得なサービスでしょう。
また、Amazonプライムに加入することで他にもAmazonに関する様々なサービスを受けることが出来ます。
「Fireタブレット」を購入する際は、Amazonプライムの加入についても考慮したほうが良さそうですね。
▼Amazonプライムの特典を詳しく知りたい方はこちら(無料体験も可能です。)
充実したエンターテイメントを楽しめる
読む
FireタブレットはKindleストアより400万冊以上の本を購入することが可能。
多くの電子書籍は紙の本よりも安く購入することが可能なためより便利にお得に本を楽しめます。
また、Fireタブレットに標準で装備されている「Blue Shade機能」によりブルーライトを抑制し、快適な読書を楽しむことが出来ます。
観る
動画配信サービス「Amazonビデオ」では5万本以上の動画を視聴することが可能。
もちろん「YouTube」や「NetFlix」、「Fulu」等の動画コンテンツを楽しむことも可能です!
聴く
Amazonのデジタルミュージックストアからは2,500万曲以上の楽曲を購入することが可能です。
iTunes顔負けですね。
ダウンロードした曲はいつでもどこでも楽しむことが出来ます。
遊ぶ
FireタブレットはAndroidをベースとしたOS「FireOS」を利用しています。
そのためAndroidで使えるほとんどのアプリを利用することが出来ます。
漫画、雑誌好きにピッタリ
「Fireタブレット」は電子書籍リーダーとしても利用できますが、その中でも漫画、雑誌好きの方にピッタリな端末となっています。
Fireタブレットのディスプレイは色鮮やかなカラーディスプレイ。
そのため、漫画(カラー)や雑誌をより鮮やか、キレイに楽しめます。
Fireタブレットの大きな液晶により、見開きでの表示が可能となり大迫力の見開きシーンも紙の本同様に楽しめます。
また、本体のストレージとmicroSDカードを利用することで大量の本をFireタブレット1つに集約して持ち運ぶことが可能になります。
▼より読書に特化した端末「Kindle」について興味のある方はこちらもチェック
AndroidをベースとしたFireOS搭載!
インターフェースが使いやすい
FireOSのインターフェースは動画、音楽のために最適化されています。
よく利用するコンテンツに即アクセスすることが出来るため、読みかけの本、視聴途中の映画や音楽をすぐ再開させることが可能。
また、Amazonのレコメンド機能により利用者の好みに合わせた本、映画、ドラマやアプリを自動的に紹介してくれます。
Word Runner機能搭載
新たな英語本の速読法「Word Runner機能」がFireOSには搭載されています。
文章を単語ごとに分け画面中央に表示。
目の焦点を保ってくれるため読書効率が上昇します。
単語が表示される間隔を自分で調節出来るので英語をこれから始める方にもピッタリな機能です。
ASAP機能で好みの動画、音楽を即再生
ASAP機能は過去に観た作品の傾向に基づいてFireタブレットが自動的に好みに合った作品の再生準備をしてくれるという機能です。
これにより今まで知らなかった素敵な作品に出会える可能性が高まります。
ASAP機能はFireタブレットを使えば使うほどその精度が高まり、よりあなたの望む作品を提供してくれます。
Whispersync機能で更に快適なメディアライフをあなたに
Fireタブレットで楽しんだビデオ、音楽、本(Amazon内で購入したコンテンツ)はWhispersync機能により同期されます。
これにより他端末でそのコンテンツを楽しむ際に同じシーンからコンテンツを再開させることが可能となります。
Fireタブレットのイマイチなポイント
GPS機能が無い
FireタブレットにはGPS機能が付いておらずマップなどの位置情報を活用するアプリを利用することが出来ません。
タブレットの大画面をカーナビのように利用することも出来ませんし、ポケモンGOのような位置情報を使うサービスを利用することも出来ません。
タブレット端末でGPS機能を使いたいという方はFireタブレットではなく、別のタブレット端末を購入することをおすすめします。
▼GPSが使える、おすすめのタブレット端末を知りたい方はこちら
Amazon独自のストア経由でないとアプリをDLすることが出来ない
また、FireタブレットはAndroidベースのOSですが、Amazon独自のストア経由でないとアプリをDLすることが出来ず、そのためAndroidに比べ使えるアプリが少ないです。
LINEなども現状では使えないのでLINEをタブレット端末でも使いたい!という方は購入を考えたほうがいいかもしれません。
Wi-Fiタイプの端末しかない
FireタブレットはWi-Fiタイプの端末しかなく、ネットを利用する場合
- 無線LANルーター
- ポケットWi-Fi
などを利用する必要があります。
ドコモ等のキャリアで購入したスマホのように端末だけでネットが利用できるわけではないので注意しましょう。
▼Fireタブレットをより便利にするおすすめのモバイルルーター、無線LANはこちら
「Fireタブレット」3種類のスペックを徹底比較!おすすめはどれ?
Fireタブレットはディスプレイサイズが大きくなるにつれて性能、価格も向上していきます。
まずは3種類のFireタブレットのスペック比較表を見てみましょう。
〇Fireタブレット スペック比較表
端末名称 | Fire7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
価格 | ¥5,980 | ¥8,980 | ¥15,980 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア1.3GHz | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDカード | 256GBまで対応 | 256GBまで対応 | 256GBまで対応 |
カメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントHDカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
バッテリー | 8時間 | 12時間 | 10時間 |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm | 262 x 159 x 9.8mm |
重量 | 295g | 369g | 500g |
(Amazonより引用)
この表だけを見ても分からないという方も多いと思いますので、主要な性能については個別に比較をしていきます。
ディスプレイ
端末名称 | Fire7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
ディスプレイは上位機種になればなるほど大きくなっていきます。
タブレットのサイズ感は
- 7インチ・・・スマホに近いサイズ
- 8~9インチ・・・タブレットの標準的なサイズ
- 10インチ~・・・ノートPCに近いサイズ
となります。
また、上位2機種はHD画質(ハイビジョン)に対応し、よりきれいな映像を見ることが可能です。
ストレージ(本体容量)
端末名称 | Fire7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDカード | 256GBまで対応 | 256GBまで対応 | 256GBまで対応 |
ストレージは本体にどのくらいアプリや音楽を保存できるかを表します。
容量が多ければ多いほど金額は高くなりますが、Fireシリーズの場合あまり容量を気にする必要はありません。
何故ならmicroSDカードで最大256GB、容量を補うことができるからです。
Fireシリーズを購入するときは容量の少ない製品を購入して後からmicroSDカードで補うことをおすすめします。
カメラ
端末名称 | Fire7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
価格 | ¥5,980 | ¥8,980 | ¥15,980 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア1.3GHz | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDカード | 256GBまで対応 | 256GBまで対応 | 256GBまで対応 |
カメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントHDカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
バッテリー | 8時間 | 12時間 | 10時間 |
カメラは3機種ともに同スペックです。
そしてカメラのスペックは高くなく、実際スマホカメラの方が確実にスペックは上です。
Fireシリーズを購入される方は「カメラはついている」くらいの認識で良いでしょう。
バッテリー
端末名称 | Fire7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
バッテリー | 8時間 | 12時間 | 10時間 |
野外にも持ち運ぶのであればバッテリーの稼働時間は重要です。
バッテリーの持続時間はFire HD 8に軍配があがります。
画面の大きさも手ごろでバッテリーも長く持つため、野外に持ち運びたいのであればFire HD 8がおすすめです。
Fireタブレットシリーズの紹介
Fire7(とにかく安くタブレットを買いたい方におすすめ)
Fire7の最大の特徴はなんといってもその安さ。
5,980円という安価な価格でタブレットが購入出来ちゃうんです!
まさに破格ですね。
格安タブレットなので多くのことを望むことは出来ませんが、ちょっとしたゲームをしたり、動画を観たりと標準的な使い方であれば問題なく動作してくれます。
とにかくタブレットがほしい!という人にはうってつけです。
- とにかく安い!5,000円台で買えるタブレット
- ゲーム、読書、動画鑑賞などに使える。
Fire HD 8(最もコスパの良いおすすめタブレット)
Fireタブレットシリーズの中で最もコスパの良いタブレットです。
Fire7と比べ
- HD画質の8インチ液晶
- ステレオスピーカー
- 16/32GBのストレージ
- 12時間という長時間もつバッテリー
を有しており、かつ10,000円以下で購入が可能です。
よりタフに快適に、タブレット端末を使い倒したい方はFire8HDの購入をおすすめします。
- Fireタブレットシリーズ、コスパ最強のタブレット
- より快適なタブレットライフを送りたい方におすすめ
Fire HD 10(大画面を楽しみたい方におすすめ)
画面が10.1インチと大きく、大画面で映画や読書を楽しむことが出来ます。
Amazonには子供が楽しめるコンテンツもたくさんあるため、ファミリーでの利用もおすすめです。
スピーカーのみならずプロセッサも向上しているため多少負荷のかかる動作でもなんなくこなしてくれます。
端末の容量も多いため他のFireシリーズに比べ多くの書籍を持ち運ぶことが出来ます。
個人、ファミリーで、Amazonコンテンツを贅沢に楽しみたい方におすすめのタブレットです。
- ファミリーでも楽しめるタブレット
- Fireタブレットシリーズ随一の高機能
- Amazonの多彩なコンテンツを楽しめる。
Fireタブレット3種類を徹底比較!おすすめはどれ? まとめ
Fireタブレットはあなたのメディアライフをより快適に、楽しくしてくれるおすすめのタブレット端末です。
価格も非常に安く、かつタブレット端末として標準的な性能を兼ね揃えていますので、「初めてタブレット端末を使う」という人でも安心して利用することが出来ます。
3種類のFireタブレットの中で一番のおすすめは「Fire HD 8」です。コスパも良く使い勝手のいいタブレットです。
Fireタブレットは母の日、父の日のプレゼントにも最適だと思います。
Fireタブレットでより快適なメディアライフを送りましょう。
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