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【2019年卒向】現役採用担当が就活の流れを徹底解説!就活の歩き方とは




どーも。人事部ぐーがーです。

年も明け、本格的に就活が開始する3月まで刻々と時間が迫ってきましたね。

この記事では現役の採用担当として匿名の個人だからこそ語れる就活の流れを徹底解説していきます。

大手就活サイトでも「就活の流れ」は説明されていますが、面接選考開始が6月から等、あくまで「協定の中」での就活しか語られていません。

今回は「協定」を取っ払ってホンネの就活を徹底解説していきます!

ポイントを抑えて戦略的に内定を獲得していきましょう!

※もちろん個別に沿った就活の流れを解説するというのは不可能です。
今回は推薦等を持たない平均的な学生の就活の流れを解説していきます。

就活の流れを時期ごとに徹底解説!

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就活の流れを、時期を追って解説していきます。

どの時期に何をすべきか、加えてどのような状況が理想的かお伝えしていきます。

 

就活の流れ簡易表(それぞれの開始時期)

  12月以前 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
業界研究、

インターンシップ

SPI対策、履歴書草案

                     
合説、企業エントリー開始                      
ES、適性検査                      
中小企業選考                      
大手企業選考                      
大手子会社選考                      
内定式        

まずは就活の流れを表にしてみました。

3月までは企業選びやSPI対策などの「準備」の期間。

4月以降はテスト、面接などの「実践」の期間になります。

それぞれの期間について詳しく見ていきましょう。

 

【大学3年】~2月① 業界研究、インターンシップへの参加、SPI、履歴書対策

「インターン フリー素材」の画像検索結果

2月までの時期はIT系ベンチャー企業等の比較的採用が早い企業を除いてほとんどの企業が本格的な採用をスタートしていません。

そのため何も就活を行わないという方もいますが、

「数ある業界の中から自分が志望したい業界を見つけること」

「(少しでも)企業の雰囲気を知ること」

は就活をしていくにあたって非常に大切です。

「もう既に志望業界は決まっているから追って研究することはない」

という方もいると思います。

私はそんな方にも業界研究やインターンをおすすめします。

様々な業界を見ていくうちに自分にもっと合った業界が見つかるかもしれませんよ。

就活を始める前から視野を狭めてしまうのは非常にもったいないです。

出来る限り業界研究、インターンシップは行うようにしましょう。

また、企業探しの他にSPI(筆記試験)対策や履歴書の草案を練る作業も行いたいですね。

得意な方は特にSPI対策を行う必要はないですが、苦手な方は問題集を一冊購入して対策をしていきましょう。

しっかり対策をすれば筆記で落とされることはほぼありません。

逆に言えば筆記試験で落ちるのはもったいないです。

必ず対策しましょう。

履歴書に関しては、どの企業にも共通して書ける項目の案を練っていきましょう。

大学の就職課などで添削をしてもらえますよ。

案完成後は、履歴書のストックを作っておくことをおすすめします。

たくさんの企業にエントリーすればその分履歴書も必要になります。

履歴書は意外と書くのに時間がかかります。

ストックを作っておくことで後々役に立つことでしょう。

 

~2月② ベンチャー企業等長期間採用企業の選考

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就活の準備期間とも捉えられがちなこの時期ですが、ベンチャー企業や人を積極的に欲している企業ではこの時期から既に選考がスタートしています。

(1年中選考をしているような企業もあります。)

早期に選考を行っているということで「既に選考が終了していた」、なんてこともありますのでこういった業界を志望されている方は常にアンテナを張り巡らせておきましょう。

どの業界でもそうなんですがこの業界はとくに「当たり外れ」が激しい業界だと思います。

自分が安定して働けるかどうか、口コミや内定後のインターンを利用して探るようにしましょう。

また、少しでも企業に対して不安があるのであれば内定後も就活を継続することをおすすめします。

私のように過ちに気付いて辞退をしたのが卒業式前日、なんてことになると既卒就活待った無しですからね。

3月 エントリー開始!合説への参加、企業エントリーを始めよう

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採用サイトもオープンし、本格的に就活が始まります。

まずは、企業エントリー

業界研究やインターンシップ等で気になった企業を積極的にエントリーしていきましょう。

採用サイトは自分の知らなかった企業を発見する「場」でもあります。

元々行きたいと思っていた企業だけではなく、特集ページや企業検索をする中で「受けてみたい」と思える企業があればエントリーしていきましょう。

内定者は平均して約50社にエントリーしているようです。

数多くエントリーしていけば良いという訳ではありませんが、少しでも自分の志望群で働く可能性を高めるために視野を広げて様々な企業を知ることは大切です。

また、様々な企業を知る一環として合同説明会があります。

こちらでの説明はほとんどの企業が「選考直結」のものではありません。

ですので、参加せずとも大きなデメリットは無いです。

ただ、先程も申し上げた通り、「様々な企業を知る一環」としては非常に大切な機会となります。

「視野を広げて様々な企業を知りたい」

という方には合説の参加をおすすめします。

 

4~5月① エントリーシート、筆記テストスタート!取り組んだ数が実力になる

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3月にスタートしている企業ももちろんありますが、4月頃からエントリーシート(以下ES)、筆記テストの選考がスタートされます。

練習も大事ですが、「習うより慣れろ」です。

物怖じせずにまずは選考を受けてみることが大切です。

ESはワードやメモ帳などに問われた内容とその解答を書き込んでおくと便利です。

同じような質問をしてくる企業は多いので、そういった際に以前の記録を参考に文章を書くと良い文章を手早く書くことが出来ます。

筆記テストは復習が大切です。

受けてみてわからなかった問題は、復習もしくは類題演習を行うようにして次にテストを受ける時にミスのないようにしましょう。

また、企業によっては専門的な問題を出す企業もあります。

事前に対策をしておかないと全く歯がたたないこともありますので、「みん就」などのクチコミサイトを見て問題の傾向を予想・対策を行いましょう。

 

4~5月② 中小企業の面接選考開始。ここで一つ内定を出したい

関連画像

協定上は6月から選考開始となってはいますが、大企業が内定を出す前に優秀な学生を獲得したい中小企業の中にはこの時期から選考を開始している所もあります。

大手企業が必ずしも中小企業に比べて優れているという訳ではないですが、大手企業を志望している学生が多いのは事実でしょう。

言い方は悪いですが、ここは練習、滑り止めとしてこの時期に選考を行っている企業にアタックしてみるべきだと思います。

やはり実践が大事ですからね。

ここで面接のスキルをブラッシュアップして6月から始まる大手の選考に備えると良いと思います。

尚且つ、内定を1つでも獲得できればすべり止めという意味でも安心ですね。

 

6月 大手企業の面接選考開始。

「就活 いらすとや」の画像検索結果

いよいよ6月から大手企業の選考がスタートします。

ここを第一志望と考えている方も多いはずです。

対策、練習を重ねて結果が報われるように頑張りましょう。

今は圧倒的な売り手市場なので、大手企業の内定を比較的もらいやすい傾向にあります。

ただし、「内定」はゴールではなくスタートです。

大手企業に入ったからと言って「生涯安泰」が手に入ったわけでもなんでもありません。

奢らずにひたむきに努力を進めていきましょう。

また、大手企業に入れなかったからといって悲観することもありません。

そして大手企業に固執する必要も無いです。

大手故に良く見えることはありますが、中小企業にも優良企業はたくさんあります。

その他、企業に入らないような新しい働き方も今はあります。

何を推奨する、という訳ではないですが、大手企業に行けなかったからといって人生の敗北とかそんなことは全くありません

駄目なら駄目で次に進めば良いのです。自分には縁がなかったと言うだけです。

 

6月中旬~7月 大手子会社の面接選考開始。

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ここは結構狙い目だったりします。

大手企業の子会社は親会社が選考を開始した後に選考を開始するところが多いです。

大手企業の子会社というと、大手よりも給与は低いものの、安定した企業であり、ワークライフバランスが良い所が多いです。(もちろん例外もありますが・・・)

中には親と子を行き来出来るような企業もあり、大手企業で働くチャンスがある場合もあります。

私も現在、子会社に勤めており、仕事自体はまったりやれています。

安定した企業に勤めたいのであれば、子会社おすすめです。

親会社だけでなく子会社も考慮するといいと思います。

 

10月以降 内定式後も採用活動をしている企業はある

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10月1日は多くの企業が内定式を行います。

ただ一定数、この時期でも内定が決まっていないという方はいると思います。

でも問題ありません。

この時期でも求人が無いということはありません。

ただ、大手就活サイトの求人はこの時期になると激減しますので、就活サイト以外に「学校の就職課」、「就職エージェント」、「ハローワーク」などを活用して就活をしていくことをオススメします。

「学校の就職課」、「就職エージェント」、「ハローワーク」などではその道のプロが相談に乗ってくれます。

ES、面接、求人検索まで様々なサポートを無料でしてくれるので、活用していきましょう。

就活に困っている方はもとより全ての就活生に「学校の就職課」、「就職エージェント」、「ハローワーク」などの活用はおすすめです。

就活の流れに乗って内定を獲得しよう!

今回は「就活の流れ」と題して、それぞれの選考開始の目安やポイントを解説していきました。

「就活」に正解は無いので、全てを遵守する必要はありません。

私自身もあまり業界研究をしなかったり、合説に参加しなかったりと、流れにはあまり乗らない就活をしていました。

私は一つの業界に的を絞りすぎてその結果就活を大失敗しているので、確かに選考にはあまり関係は無いですが、業界研究や合説なども参加することをおすすめします。

近年は「フリーランス」で働く人達も増え、「働く」ということが大きく変わりつつあります。

世間では「会社勤め」を非難したり逆に「フリーランス」を非難したりということがありますが、個人的には特にどちらかを非難する必要はないのかなと思っています。

(というかどちらにも良い部分もあれば悪い部分もあると思いますよ。)

「会社勤め」、「フリーランス」どっちだっていいじゃないですか。

自分が良いと思った方に進めばいいと思います。

新卒採用はまだまだ大きな市場です。

そこでは様々な業界の多数の企業との出会いが待ち受けています。

そこでどう動いて、どの企業に内定するかはあなた次第です。

理想の内定を目指して頑張りましょう!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

就活アドバイザー 人事部での採用担当としての経験と自身の苦労した就活体験をもとに 就活をサポートするサービスを発信し、就活・転職者を応援している。 家電、ガジェットブロガーでもあり、様々な便利アイテムをブログを通して紹介している。