どーも。人事部ぐーがー(@googer_blog)です。
新卒1年目というと、企業に入社するほとんどの人が立つスタートラインですね。
ゼロからのスタートは変わりないですが、実は新卒1年目でも各企業によって何百万単位で年収が違ったりするんですね。
ほとんどの企業が月給20万円からのスタートにも関わらず、何故云百万もの大きな差がついてしまうのでしょうか。
今回は新卒1年目の年収に大きな差がつく理由を簡単に解説していきたいと思います。
※今回は新卒=大卒と捉えて解説をしていきます。学歴の差による給与の差については考慮しません。
新卒1年目なのに年収が大きく異なる理由
そもそも初任給額が違う
大半の企業の初任給の平均は約20万となっていますが、極端に初任給が多い企業があることも事実です。
大卒初任給のトップはなんと50万!
そりゃ年収に差がつきますよね。
単純に月50万と月20万、その差は30万、年にして約360万の差が出るわけです。
ただ、あくまで平均の初任給は20万円、初任給がべらぼうに多い企業はごく稀です。
うーん。世の中にはとんでもない額の初任給もあるんですね!
残業している時間が違う
年収の中に含まれるのは固定給だけではありません。
残業代などの変動するお金も含まれます。
誠実に残業代が支払われていると仮定すれば、残業が発生する可能性の高い企業のほうがより高い給与、そして年収に繋がっていきます。
ただし、いくらお金を多く貰えるからといって残業をむやみにする必要はありません。
そこまでして会社残りたいですかね?
だったらその時間をブログとかクラウドソージングとか副業に当てて自分で稼ぐ力を身に着けていたほうがよっぽど良いと思います。
賞与の金額が違う
基本的には年2回(はたまたそれ以上)に分けて、主に業績に連動して支払われるボーナスですが、この制度によって年収が異なる場合もあります。
そもそも賞与が無い
残念ながら、ボーナスはどの企業でも必ず支払われるものではありません。
故にボーナスの有り無しでそれなりの年収差が発生してしまいます。
求人の中にはボーナスの有無を記載している項目がありますので、必ずそういった個所はチェックしておくようにしましょう。
※年俸制の企業ではボーナスが年俸の中に含まれている場合が多いです。
※ボーナスが有りと書いてあっても、業績などにより額が減ったり、そもそも発生しない場合もあります。
支給月数が異なる
ほとんどの企業がボーナスを「基本給×〇か月」という形で表しています。
例えば基本給が20万円のA社とB社という企業があったとします。
例
A社 ボーナス:基本給×6か月分
B社 ボーナス:基本給×1か月分
上記の場合、A社はトータルで「120万円」のボーナス、B社は「20万円」のボーナスとなり、結果的にA社のほうが年収が100万円も多くなることが分かります。
ボーナスありと書いてあるだけではわからないこともあります。
可能であれば平均のボーナス支給月数も調査するようにしましょう。
支給月数は一緒だが基本給が違う場合
ボーナスは基本的には基本給を元に支払われることが多いです。
そのため月給、ボーナスの支給月数が同じでもボーナス額が異なる事があります。
例
A社 月給20万円(基本給20万円) ボーナス:基本給×5か月
B社 月給20蔓延(基本給10万円、手当10万円) ボーナス:基本給×5か月
上記の場合、A社はトータルで「100万円」のボーナス、B社は「50万円」のボーナスが支給されます。
一見すると同じような待遇に見えて、しっかり確認してみると実は大きな差があることはそれなりにあります。
求人を確認するときは必ず、月給の中で基本給はいくらなのか、確認するようにしてみましょう。
福利厚生が違う(住宅補助のあるなし等)
福利厚生の有無によっても年収は大きく左右されます。
例えば家賃補助。
毎月5万円、家賃を補助してくれる企業と家賃補助が全くない企業では年収に60万もの差が発生します。
社宅では光熱費も補助される場合があり、その場合、更に大きな年収差が出てしまいます。
(ただし、社宅、社員寮に安易に飛びつくと悲惨な目に遭う場合もあるので注意が必要です。)
福利厚生が充実しているかどうかという所も企業選びでは大事なポイントです。
必ず確認するようにしましょう。
新卒1年目の年収差・・・確認すべきところはたくさんある
新卒1年目でも様々な要素により年収差が発生します。
企業選びを適当に済ませてしまった結果、
「同業他社と比べ年収が低くなってしまった」
なんてこともあるので注意ししましょう。
ちなみに私が最初に内定した企業は
- 残業代支払い無し(月平均100時間以上)
- 賞与無し
- 福利厚生無し
なんていう非常に残念な企業でした。
最終的には辞退しましたが、企業の選び方はかなり浅はかだったと思います。
企業選びは本当に大事で自分の人生を大きく左右します。
より良い会社に入るべく、しっかりと企業の実情を求人や口コミから読み取るようにしましょう。
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