※2018年10月15日更新
日々の食器洗い、面倒ではないですか。
私は食器洗いがかなり面倒です。
食器洗いにかかっている時間が非常に勿体無いですし、自分の使った食器だとしても時給を貰わなきゃ割に合わないと思ってしまうほどです。
そこでそんな面倒な食器洗いを無くすために先日食洗機を購入しました!
食洗機を使う前は
- ランニングコストが高いのではないか
- 本当に汚れが落ちるのか不安
など不安な点があったのは事実です。
ですが、使ってみて食洗機は本当におすすめできる商品で、正に「究極の時短」であると思いました!
今回は食洗機ユーザーの私が食洗機の良さと食洗機の最適な選び方を徹底解説していきます。
食洗機のおすすめポイント
その1 家事の時短に繋がる
食洗機は「家事の時短」に繋がります。
手洗いの場合、食器を「洗う」、「拭く」作業はかなり面倒ですよね。
水作業は手荒れの原因にもなるなど、辛い作業です。
「洗う」から「拭く」までの作業はそれなりに時間がかかり、家族が多ければ多いほど時間のかかる作業でもありますよね。
食洗機を使えば、辛い作業をする必要は一切ありません。
食器を食洗機に収納し、洗剤を入れてボタンを押すだけ。
「洗う」、「拭く(乾燥)」を食洗機が全て行ってくれるため、全く手がかかりません。
食洗機は家事を時短し、負担を解消してくれます。
食洗機って本当に汚れが落ちるの?
食洗機ユーザーの使用感ではありますが、食洗機はほとんどの食器についた汚れを取り除いてくれます。
数日水にも付けず放置していた油がついた食器だと洗浄後も汚れが残ってしまう可能性がありますが、「当日使った食器」、「水につけておいた食器」であれば十分汚れを落としてくれます。
ただし、乾燥時に乾いた水滴の跡が残ってしまうことはあります。(フライパンは特にそういったことが多いです。)
使用自体は全く問題ありませんが、水滴の跡がどうしても気になってしまうという方は食洗機の購入を控えるべきだと思います。
その2 時短だけじゃない!食洗機の導入は節約にも繋がる
一見、食洗機は高価な商品であるため、時短の代わりにコストがかかる印象がありますが、手洗いに比べ水道代を節約することが出来るため長く使えば確実に食洗機にかかったコストをペイすることが出来ます。
参考として下記表を見てみましょう。
(出典:食器洗い乾燥機|キッチン|暮らしの省エネ|暮らしの省エネ提案サイト|四国電力株式会社)
手洗いに比べ、食洗機の方が年間にかかる光熱費が非常に安くなっているのがわかります。
余談ですが私の場合、洗い物が下手で普段から大量の水を使ってしまうのでよりそのコストメリットを感じることが出来ています。
食洗機は確かに本体価格はそれなりの金額ですが、前述したように家事の時短につながりますし、光熱費が手洗い時よりも安くなるので最終的には手洗い時よりもお得になり、節約にも繋がります。
食洗機、まさに一石二鳥です。
食洗機の導入コストを抑える方法
食洗機の導入ですが、実はただ本体を購入すればよいという訳ではありません。
キッチンの水道に分岐水栓というものを取り付け、食洗機にも水が流れるようにする必要があります。
家電量販店で食洗機を購入する場合、別途7,000円程度支払うことで分岐水栓の取り付け工事を行ってくれます。(別途部材費用発生)
ですが、この分岐水栓の取り付け・・・意外と簡単に自分で行うことが可能です。
自分で取り付ければ工賃はゼロ、約7,000円も導入コストを抑えることが出来ます。
私は実際に分岐水栓を自分で取り付けています。
具体的な取付方法を記事にしていますので、気になる方は是非見て導入コストのカットにチャレンジしてみてください!
絶対に失敗しない食洗機の選び方・おすすめ機種
その1 乾燥機能がついているかどうか
食洗機は洗濯機と同じように乾燥機能がついているものとついていないものがあります。
乾燥機能がついていないものの方が価格は安くなりますが、食洗後に食器を拭かなければいけません。
手作業をどこまで許容するかによりますが、全て自動で食器洗いを任せたいのであれば、乾燥機能付きの食洗機をおすすめします。
その2 食洗機の容量は家族構成ではなく、どんな食器を洗いたいかで考える
食洗機は「1~2人用」(食器18点収納)のもの、「3~5人用」(食器40点収納)のもの、大きく分けて2つの容量タイプがあります。
確かに「〇人用」と記載があるのが一般的ですが、家族の構成人数に基いて食洗機の容量を考えるのはあまりおすすめできません。
食洗機の容量はどんな食器を洗いたいかを考慮して決めるべきです。
コンパクトな容量の食洗機を選ぶと大きめのフライパンや鍋、食器を洗うことが出来ません。
大きめの食器を洗いたいのであれば大きい食洗機を選ぶのがベストです。
家族の構成人数で食洗機の容量を考えると、洗いたい食器が洗えなくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。
大きいサイズの食洗機と小さいサイズの食洗機はどのくらいランニングコストが違うの?
大きい食洗機と小さい食洗機ではコストにどの程度の差があるのでしょうか。
「NP-TA1」と「NP-TCM4」の2機種を例に挙げてそのコスト差を算出していきます。
〇大小食洗機比較
機種名 | NP-TA1 | NP-TCM4 |
価格 | ¥62,170 | ¥37,432 |
食器容量 | 40点 | 18点 |
騒音 | 38db | 40db |
乾燥機能 | ○ | ○ |
除菌機能 | × | × |
エコナビ | × | × |
水使用量 | 約11L | 約9L |
消費電力量 | 約770Wh | 約600Wh |
使用時間 | 約80~120分 | 約30~100分 |
寸法 | 幅550×奥行344<565>×高さ598mm | 幅470×奥行300<598>×高さ460mm |
大きいサイズの食洗機と小さいサイズのものでは上記表の通り
「食器容量」
「水使用量」
「消費電力量」
が異なります。
これによってどの程度のコストの差が生じるのでしょうか。
毎日1回食洗機を使用したと仮定してコストの差を試算してみましょう。
前提条件
- 365回食器洗い機を使用したときの差とする
- 電力100Wh=2.2円、水1L=0.24円として試算
試算結果
機種名 | NP-TA1 | NP-TCM4 | 差 |
年間電力料金 | ¥6,183 | ¥4,818 | ¥1,365 |
年間水使用量 | ¥963 | ¥788 | ¥175 |
トータル | ¥7,387 | ¥5,606 | ¥1,540 |
1年365回使用して大小食洗機の年間コスト差は約¥1,500。
これを高いのか、安いのかというのは個人の視点の違いになってくると思いますが、私個人の意見としては年間¥1,500の差で大きな鍋なども洗うことが出来るのであれば大きいサイズの食洗機を購入したほうが良いと感じています。
その3 付加機能の差で考える
食洗機の最上位機種には「エコナビ」、「バイオパワー洗浄」などの付加機能がついています。
エコナビ・・・汚れ、食器量の違いを察知し、最適な洗い方を自動判別する機能
バイオパワー除菌・・・酵素が働きやすい温度を保ち、除菌する機能
これらの機能がある機種と無い機種では価格が約10,000円違います。
エコナビ、バイオパワー共々標準コースのみでしか利用が出来なかったりエコナビを活用しても約5%しか電気代が削減できなかったりと大きなメリットはありません。
こういった付加価値がない食洗機でも十分きれいに食器を洗えますし、価格のコストメリットもあるので付加機能がない「NP-TA1」などの食洗機の購入をおすすめします。
絶対に失敗しない食洗機の選び方・おすすめ機種完全解説マニュアル まとめ
食洗機は「家事の時短」、「食器洗いのコスト削減」に繋がるおすすめのアイテムです。
もちろん綺麗に食器を洗うことも出来ますよ。
また、
- 乾燥機能の有無
- 食洗機の容量
等に注目することでより自分に合った食洗機を購入することが出来ますよ。
大切なのは自分にとっての優先順位です。
なんでも値段やそれ以降にかかるコストが単純に安ければ良いという訳ではないと思います。
食器洗い機の購入を検討する場合は、単純に安さに惹かれて商品を購入するのではなく、自分にとって最適な食器洗い機を購入できるように比較検討をしてみましょう。