※2018年8月5日更新
先日、食洗機を購入したのですが、買って置けばすぐに使えるという訳ではありません。
リビングの水道に「分岐水栓」という水の流れを分岐させる部品を取り付ける必要があります。(これによって食洗機にも水が通るという訳ですね)
家電量販店では取付工事を推奨していますが、工事費用が7,000円ほどかかりますし、業者都合に合わせて工事を進めていくことになりますので、せっかく食洗機を購入したのに使用できるまでにかなりの時間を要してしまうこともあります。
今回私は自力で分岐水栓の取り付けを行いました。
最初はかなり不安でしたがやってみると、それなりに大変なポイントはありましたがド素人の私でも2時間ほどで取り付け、食洗機の起動をさせることが出来ました。
取り付け工賃7000円は中々懐が痛いですよね。
分岐水栓の自力での取り付け方を徹底解説していきますので、食洗機を取り付ける際の参考にしてください。
大前提 そもそも水道に分岐水栓が取り付けられるのか、必ず確認しよう!
分岐水栓が水道に付けられるのかどうか、必ず確認をしましょう。
つかなければ食洗機の取り付けが出来ません。
分岐水栓が水道に付けられるのかどうか、判別するのは簡単です。
まず、水道の型式を確認します。
水道の型式は蛇口の下部を見ると分かります。
そしてそこで分かった型番を以下のサイトに入力します。
そうすると「分岐水栓」が使えるかどうか、使えたとしてどのような「分岐水栓」が必要なのか、判別することが出来ます。
ここで分岐水栓が使えないと「基本的には食洗機が使えない」ということになります。
必ず分岐水栓が使えるかどうか確認をしましょう。
賃貸で食洗機はつかえるの?
賃貸によってその対応は変わると思いますが、「基本的にはOK」でしょう。
※もちろんビルドインタイプではなくて外付けのものです。
私も賃貸暮らしなので、管理会社に問い合わせをしたところ、
「穴を開けない、退去時に現状復旧をしてくれればよい」
と連絡を受けました。
もとより現状復旧はするつもりでしたし、外付けの食洗機を導入する際に穴を開けるようなことは一切ありません。
賃貸だから食洗機は使えない!なんてことはありませんので、気になる方は是非管理会社に問い合わせをしてみてください。
工事不要!分岐水栓の取り付け方
前提:水道の元栓を締める
前提として水道の元栓は必ず閉めましょう。
元栓を閉めないと部品の取り外しの際に水が流れてしまい、取付け出来ません。
キッチンの水道に栓があればそれを締めれば問題ありません。
私のキッチンには栓がなかったので、外にある水道の元栓を締めました。
賃貸の方は事前に水道の元栓の場所を確認しておくと作業がスムーズに進むと思います!
①蛇口(レバーハンドル)を取る
多分これが一般的なハンドル(蛇口)かと。
後ろにカバーがあるのでこれをマイナスドライバー等で取ります。
そうするとネジが出てくるのでこれをプラスドライバーで取ってください。
ネジを取ればハンドルが取れます。
②カバーナットを取り外す
個人的にこのカバーを外すのが難敵でした。
とにかく固い。
ウォーターポンププライヤーでカバーを挟み、なんとか外すことに成功しました。
人力のみでこのカバーを外すのはかなり難しいと思います。
※ウォーターポンププライヤーは500円程度で買える工具なのでかなりリーズナブルです。
③カートリッジを取り外す
こちらも相当のパワーを要しました。
先端の部分をウォーターポンププライヤーで挟み引き抜きます。
この一連の取付作業にウォーターポンププライヤーはかなり役に立ちますので、本気で自分で設置することを考えている方はウォーターポンププライヤーの購入をおすすめします。
④分岐を取付、カードリッジ、カバー、蛇口を取り付ける
後は簡単!
あらかじめ購入しておいた分岐水栓を差し込み、カートリッジ、カバー、蛇口を取り付けていきます。
ここは力もコツも要らず簡単にできました。
サイドに分岐コックを取り付けました。
ここに食洗機をジョイントさせて活用する形となります。
工事不要!分岐水栓の取り付け方 まとめ
素人ゆえのアクシデントは多少ありましたが、無事に分岐水栓の取り付けが完了しました。
割りと簡単でした。
次に取り付けをすることがあればより時間を短縮して行うことが出来ると思います。
業者に頼めば7,000円。
自分でやれば工具代(1,000円程度)で済みます。
当ブログの手順を見て「自分でもできそう!」と思った方、是非やってみてはいかがでしょうか。
分岐水栓の取り付けが完了したということで食洗機ライフを満喫したいと思います。
食洗機についてはまた別途レビューしていきます!
(追記)
購入した食洗機のレビューは下記をご参照ください!!