■ はじめに
「AI活用って興味はあるけど、何から始めればいいの?」
そんな疑問を抱える人事担当者の方へ。
本記事では、ChatGPTなどの生成AIを“どこから・どう始めればいいのか”をステップ形式でご紹介します。
ツールの使い方に慣れていなくても大丈夫。まずは一歩を踏み出して、日々の業務を少しずつ効率化していきましょう。
■ Step1:まずは“使ってみる”|ChatGPT無料版でOK
まずは「とりあえず使ってみる」ことが一番の近道。
ChatGPTは無料プランでも、時期によってGPT-4-turboが利用できるなど、かなり高性能。試す価値ありです。
試しやすい使い方例:
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新入社員向け研修の構成アイデアを出してもらう
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採用広報で使うSNS文案を考えてもらう
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面談フィードバックメールのたたき台を作ってもらう
情報を入れすぎなくてもOK。まずは「業務の考え方」だけを頼ってみましょう。
■ Step2:よく使う業務で“テンプレ”を作る
一度使って「便利!」と感じたら、次は“定番業務”をAIに任せましょう。
メール文、案内文、研修企画など、パターンが決まっている業務は特におすすめ。
人事でよくあるテンプレ例:
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面接日程のご案内メール
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内定者向けオリエンテーション案内
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研修のお知らせやアンケート依頼文
AIで作った文を自分用にカスタムしておけば、毎回ゼロから作る手間が省けます。
■ Step3:社内共有&“使い方の型”を整える
社内でAIを使う人が増えてくると、使い方のばらつきが課題に。
最低限のルールと「こう使うと便利!」という事例を共有することで、チーム全体の効率が上がります。
社内展開のポイント:
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個人情報や機密情報は入力しない
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AIの回答をそのまま使わず、自分で必ずチェック
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成功事例をスプレッドシートや社内Wikiで蓄積していく
■ Step4:AI×社内ナレッジ|FAQ・マニュアル自動化に挑戦
次のステップは、AIと社内ナレッジを組み合わせた活用。
よくある質問(勤怠・休暇制度・評価制度など)をFAQとして整備し、AIに答えさせることで問い合わせ対応がラクになります。
おすすめのツール・例:
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Notion AIで社内ルールを自然文で引き出せるようにする
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GoogleスプレッドシートとChatGPTを組み合わせてナレッジ構築
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社内Slackに「AI質問ボット」を組み込む
■ Step5:ツールを使い分ける(ChatGPTだけじゃない)
ChatGPTが万能…というわけではありません。他のAIツールと組み合わせることで、業務効率はさらにアップします。
人事で便利なAIツール:
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Google WorkspaceのAI補助機能:メール返信、資料の下書きが爆速
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Notion AI:マニュアル作成や議事録の要約が神レベル
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Slack AI(β版):スレッド要約や質問応答が超便利
■ まとめ:まずは“一歩”、そこから広げていこう
AI活用に正解はありません。でも、“使わないまま”では何も変わらない。
まずはChatGPTの無料プランで、小さな業務改善から試してみましょう。
成功体験を積み重ねることで、チーム内での活用も加速します。
人事がAIを使いこなせる時代、すでに始まっています。
一歩踏み出せば、未来の業務がグッとラクになりますよ!