地震や台風など、日本に暮らしていると「もしもの備え」は欠かせません。そんな中で、モデル3が災害時にも頼れる“相棒”になることをご存じですか?
この記事では、モデル3が災害時にどう役立つか、そして実際に備えておくと便利なアイテムも交えて紹介していきます。
アプリで車をコントロール|外出せずに状況確認やエアコン操作も
停電時や災害時に役立つのが、テスラのスマホアプリ。離れた場所からでも車の状態確認やエアコン操作ができるため、車内を一時的な避難場所として使うことも可能です。
アプリで操作できることで、外に出ることなく安全を確保しながら車を準備できるのは大きな安心ポイント。
スマホ・PCの充電もOK|1500Wまで使えるアクセサリー活用
テスラには直接コンセントはないけど、アクセサリーを活用すれば1500Wまで家電を使うことが可能になります。たとえば以下のような使い方が可能です:
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スマホの充電(置くだけ充電、USBポート、シガーソケット経由)
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モバイルバッテリーの充電
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ポータブル電源(別売り)との接続で簡易的な家電使用も
普段からセンターコンソール用のUSBハブやインバーターを備えておくと、災害時に役立つこと間違いなしです。
冬の寒さ・夏の暑さも安心|エアコンで車内避難
テスラはエンジンがないので、車を動かさずにエアコンだけ動かすことが可能。そのため、車内で暖を取ったり、熱中症対策として涼んだりするのにも活用できます。
バッテリーの残量には注意が必要だけど、エンジン音も排気ガスもないので、密閉した場所でも比較的安心して使えます。
備えとしておすすめのアイテム
災害時に備えて、モデル3と一緒にあると便利なアイテムをピックアップ:
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【必須】スマホ用急速充電ケーブル&モバイルバッテリー
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【あると便利】USBハブ・インバーター(1500W対応)
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【長期戦に備える】寝袋・保存食・LEDランタンなど
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テスラはV2L非対応。でも、日常の延長が“備え”になる
テスラは現時点でV2L(車から家電へ給電)は対応していませんが、それでも車が快適な空間であること、スマホを充電できること、自動的に換気や空調を保てることなど、すでに日常の延長線上で“備え”になっています。
災害時にも頼れるバッテリー性能
モデル3 RWDのバッテリー容量は約60kWh。すべてを使うのは現実的ではないものの、3割ほど温存して約42kWhを電源として使えると考えると、非常に心強い。
これはたとえば──
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スマホ:約2800回分の充電
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ノートPC:約700時間稼働
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LEDライト:約4200時間点灯
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小型冷蔵庫も数日運用可能
さらに気になるのは、エアコン。
エアコンは稼働状況によって消費電力に幅がありますが、平均して1時間あたり1kWh程度と見ておくと安心。つまり、フル稼働でも約40時間、弱めの運転ならそれ以上の使用が可能。真夏・真冬でも安心です。
ポータブル電源と組み合わせることで、モデル3はまさに**「走るポータブル電源」**。
普段は快適な移動手段として、いざというときにはライフラインとしても機能する──そんな頼もしさが、維持費以上の価値を生み出してくれます。
まとめ|備えるなら、普段から快適に
「災害時に強い車」と聞くとゴツいSUVを想像するかもしれませんが、実はテスラのような“スマートな車”こそ日常と災害の境目をなくしてくれる存在。
普段から快適に乗れて、いざというときにも頼れる——。そんなモデル3だからこそ、今後の“備え”の選択肢として、ぜひ注目してみてください。